アオイブリューイング定番ビール用の新ラベルデザインの紹介シリーズで、最後は駿府Alt(スンプ・アルト)の浮世絵風アートについてご紹介します。
【English is here.】
Aoi Brewing ( @aoibrewing) 基本の一つは、伝統のビールスタイルを守ることで、ドイツの古典的なアルト(”古い”という意味)をはじめごろから作っています。ラインアップの中にベストの一つ。(個人的に好きなので、これは完全に偏った意見かもしれませんが…😊)
アオイブルーイングの初期頃は、ほとんどの人が馴染みのある黄金色のビールを求めて、アルトを年に1、2回しか出てきませんでした。しかし、AOIのアルトは熱烈なファンが増え、発売されるとケースで買う人もいたそうです。AOI BEER 2.0が再開されたとき、アルトはレギュラー商品となった。
駿府・静岡市
駿府城公園を中心とした地域であることから、駿府アルトと名付けられました。江戸時代の静岡市、特に葵区の中心部は「駿府」と呼ばれ、徳川家康が将軍職を退いた後に住んだ城があったところです。来年に放送する話題のNHKドラ「どうする家康?」の舞台にもなる場所です。
駿府アルトのアートワーク
駿府との名前がつくビールですので、駿府城を題材にするしかないです。ただ、問題は……もう存在しないこと。
城は1635年に城下の火災が城に延焼し、大半を焼失。完全な建築設計図は残っていないようです。現在では、再建された二つの門を見ることができますが、残念ながら城はないので、参考になるのは他の芸術家の解釈だけでです。
参考にした作品
浮世絵には駿府城はあまり描かれていないが、有名な東海道とその途中の城を描いた屏風があります。
ビールラベルの隠しもの…はあまりないですね
駿府アルトは、他のレーベルに比べると、載せているものはわかりやすいです。一つのポイントは金色のしゃちほこ。
(駿府公園から富士山が見えるって知ってました?長年ここにいるのに、全然気づかなかった!)
皆が大好きAoi Manは、なんとかお城に登って、日本一のシンボル、富士山に乾杯することができました。そして現代物の代表とに言うと、若い女性が自撮りをしています。この二人、実は数年前に遊びで描いたイラストが元になっています。 タイトルは「江戸ギャル」。 私のインスタグラムで紹介しています。
一富士、二鷹、三茄子
ギリギリなんですけど、今週末10月8日と9日に静岡クラフトビール&ウイスキーフェアが2年ぶりに開催されます! しかも、駿府城公園で開催!ビールを片手に、富士山と昔と今の将軍たちに乾杯してみませんか?
*誰も知っている初夢に対することわざ「一富士、二鷹、三茄子」も3つの定番ラベルに登場しています。それぞれのアートに一つを入れています。3本を並べる時にきっといい夢を見るでしょう。
さらにラベルアートを詳しく紹介:
Sengen Golden Ale (浅間ゴールデンエール)ブログで紹介
Shizuhata IPA(賎機IPA)ブログで紹介
Hirono Momo Ale (広野ももエール)ブログで紹介
その他のラベルデザインも portfolio ページ にもみられます。